同イベントは、コーヒーミル「The Coffee Mill」をアピールするために行われたもの。
同商品は、雑味の原因になる微粉がでにくい「フィックスグラインド機構」が採用されており、コーヒー豆の種類や飲み方によって、挽き方(粗さ)を無段階で調節できる。
このコーヒーミルは、「コーヒー豆のおいしさを最大限に引き出し、自宅で最高のコーヒーを楽しんでほしい」という想いをもつ、ミカフェートの代表取締役であり、“コーヒーハンター・ホセ川島”とも呼ばれている川島良彰氏に、貝印が共感したことから、川島氏と貝印の共同開発がスタートし、3年の期間をかけて誕生したらしい。
川島氏は、1975年に国立コーヒー研究所に入所し、コーヒー栽培・精選を習得した人物。1981年には、コーヒーメーカーのUCC上島珈琲に入社し、コーヒー栽培の技術者として、世界中のコーヒー農園の開発に携わり、“本当のコーヒーのおいしさと楽しさを、より多くの人びとに知って欲しい”という気持ちから、2007年にUCC上島珈琲を退社。2008年にはミカフェートを設立し、現在は各国のコーヒー農園で働く生産者たちにコーヒー栽培の技術を伝えたり、生産者たちが栽培したコーヒーを商品として流通させる事業などを行っている。
その川島氏が、今回のイベントに登場。川島氏は、コーヒー消費国のランキングや、どのような流れで、コーヒーがアメリカや日本で流行したのかを、イベント参加者たちに紹介した。
それに加え、近年の日本では、コンビニ・コーヒーやサード・ウェーブ・コーヒーをきっかけに、コーヒーを飲む人が多くなり、コーヒーを飲み比べて楽しむ女性たちが現れたり、自宅でコーヒー豆を挽いて、さまざまなコーヒーを楽しみたいという人が増えていることを話していた。
なお、今回紹介されたコーヒーミル「The Coffee Mill」は、10月20日から貝印のECサイトと、全国のミカフェート店頭で販売される予定で、価格は10,000円(税別)。漆職人が一つひとつ手作業で外装を塗装した2種類のカラー(蒔絵/ピアノブラック)があり、高級感あふれる輝きと優美さを感じさせるデザインになっている。
go to source