映画やドラマなど、ここぞという場面で感動的なBGMと共に落涙する女優。思わず観ている側も感情移入してしまうものですが、現実の世界では、男性にとっての女性の涙は厄介なものでしかありません。


男性により多く愛されたいなら、上を目指して自分を磨くことも重要ですが、それよりも、愛されるべき女性としての土台をしっかりと固めておくことももっと重要です。男性が敬遠するタイプの女性にならない、ということが大切というわけですね。

特に男性に嫌がられるのは、理由如何を問わず涙を流す女性。涙は「女の武器」という言葉はちらほら耳に入りますが、男性からしてみれば泣く女性とはそれ以上の話し合いも臨めず、面倒というほかありません。

今回は男性が涙を流す女性を苦手に思ってしまう理由を、詳しくご紹介いたします。

●泣き上戸な女性が敬遠される理由
嬉しいこと、悲しいこと、おどろいた時など、普通なら泣かないようなことですぐに泣いてしまう人は男女問わず一定数いるものです。

このような性質の男性は、周囲から意気地なしと評されることが多いものです。一方で女性の場合、すぐ泣いちゃうところが可愛い、と評価されることも結構多いもの。特に年上の男性などは、「守ってあげたい」と思うようになることも、珍しいことではありません。

ただ、何事も度が過ぎるといけないもので、頻繁に涙を流されているうちに、可愛いと思えていた性質も、最終的には面倒に思えるようになってしまうんですよね。

こうなってしまうとまさに悪循環。男性が別れを持ちかけても泣かれ、根負けして撤回すると安堵して泣かれる。じわじわ真綿で首を絞められるように、徐々に精神が磨り減っていく恋愛に発展しがちです。

●ここぞという場面で涙を見せる女性が敬遠される理由
「女はみんな、女優」なんて言葉がありますが、まさにその言葉がうってつけと言えるほど役者が、結構そこかしこにいるものですよね。時には生来の役者っぷりが本物の女優を凌ぐほどで、周囲の空気を一変させ、自分に注目させるほどの発言、表情を発揮出来る女性までいるものです。こうした女性の場合、涙ぐらいすぐに流すことだって出来てしまうのだとか。

でも男性の正直な思いを言えば、どんな理由があろうと女性の涙は出来るだけ見たくはないんです。極端な話、子どもを産んで育てる力を持っていて、平均寿命も長い女性は、男性よりも遥かに強い生き物。涙を流す女性が苦手という男性が多い理由には、生き物として自分よりも優れている女性の弱い面を見せられると、自分がもっと弱く思えてしまうという思いを抱くからなのかも知れません。

また、役者は男性の中にも紛れ込んでいるものです。意図的に「涙を見せて気を引こう」という女性には、「涙にほだされるふりをしてこの女といい関係に持ち込もう」という打算を抱いた男性もまた、擦り寄って来る可能性だってあるので、「ミイラ取りがミイラ」を地で行く結果にならないように、努々注意することも必要ですね。

●今回のまとめ
理由は色々とあるのですが、大抵の男性はやはり女性の涙には特別に苦手意識を抱いているもの。涙を流す女性にキュンとする男性は、どちらかと言えば変わり者で、あるいはサディストの気があるのかも知れません。

本当に感極まっての落涙は仕方がないのですが、我慢出来そうな状況では泣かないという選択も重要です。涙をこらえている女性の気丈さを目の当たりにする方が、男性としてはより何倍も心を動かされるものですよ。
(松本ミゾレ)


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