筋トレをすると太らなくなるっていうけど、本当? 何をどのくらいすればいいのかわからない、変なところに筋肉がつきそう──。そんな疑問を解決すべく、専門家への取材から発見した、「現代女性に必要な、無理なく続けられる筋トレ」の新ルールを紹介します。

 筋トレをすると、太りにくくなる、疲れにくくなる、メリハリボディになるなど、メリットが多い。毎日座りっぱなしという現代女性にとっては、加齢と運動不足で落ちていく筋肉量をキープして、将来寝たきりになったり、糖尿病やがんなど生活習慣病になったりするリスクを下げるという意味でも、筋トレは重要だ。本誌でも何度か特集してきたから、試した人も多いだろう。

 だが、読者アンケートでは、「自分に合う方法がわからない」「効果が感じられない」「楽しくない」といった理由で、筋トレが続かなかった人が多いことが見えてきた。

 そこで、「キツくなくては効かない」というこれまでの常識にとらわれない筋トレの新ルールを、専門家への取材から割り出した。まずは、今のあなたの「筋力年齢」をチェックするところから始めよう。

【筋力年齢】を測ってみよう!

 今の筋力がどのくらいか、身体能力測定にも採用されている下の「閉眼片足立ちテスト」で調べてみよう。片足立ちでバランスをとるには、股関節まわりの筋力のほか、腹筋群、脊柱起立筋など姿勢を維持する体幹の筋力も必要。筋肉をしっかり使って、貯えを増やす必要がある。

下肢と体幹の筋力をチェック【閉眼片足立ちテスト】

目をつぶって、バランスを崩さずにどのくらい片足で立っていられるかをチェック。しっかり「立つ」「歩く」ための姿勢を保つには、柔軟性だけでなく、体幹と下肢の筋力が十分あることも重要だ。

衣装協力:キャミソール7600円、キュロット付きレギンス1万1000円(ともにsuria/スリア銀座店 03-6226-5200)価格は税別

足を肩幅くらいに開き、両手を腰に当てる。両目を閉じ、片足立ちになる。上げた足が軸足に触れないようにする。軸足がずれるか、上げた足が床につくまでの時間を測定。2回行う。

2回行い、長かったほうの記録で判定しよう。実年齢に比べてどうだった? 片脚で立つには、体幹や軸足を支える筋力のほか、柔軟性、足裏の感覚などもかかわる。加齢とともに衰えるのでトレーニングが必要。(推定年齢は国立長寿医療研究センターによる)

取材・文/西山裕子(編集部)、写真/鈴木 宏、スタイリング/中野あずさ(biswa.)、ヘアメイク/薄葉英理(ロッセット)、モデル/原田ゆか、デザイン/ビーワークス

「これ以上の情報をお読みになりたい方は、日経ヘルス誌面でどうぞ。」

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