女性にとって、結婚できるのかな?ということも気になるけれど、同じくらい「子どもをもてるのかな?」ということも気になりますよね。現代では妊娠適齢期はちょうど働き盛りとも重なり、彼氏や夫がいても「仕事が忙しいせいで、妊娠ができないのでは?」と悩む女性も少なくありません。
そんな現代女性にとって避けては通れない「仕事」と「妊娠」について、独女通信ではアンケートを実施。「妊活のために仕事をやめるかどうか、迷ったことはありますか?」という問いを投げかけてみました。
中には、「迷ったことはありません。わたしは仕事が楽しいと思って毎日を過ごしているので、逆に仕事がない方がストレスを生むと考えるからです」という意見もみられましたが、多くは「仕事と妊娠」について悩んだ経験のある方から意見でした。
■ 仕事をやめたおかげ?「妊娠できた」
「激務だったこと、仕事に悩んでいたこともあり、結婚した後に、より激務ではない職場に転職し妊活しました。1年後に妊娠しました。前の職場のままでは妊娠できなかったかもな…と思っています」
「妊活(体外受精での不妊治療)を3年間したが、初期の流産を繰り返して、仕事との両立が辛くなった。理由は頻繁に休む事と上司からのパワハラ、減給。メリットはストレスからの解放と、退職して2か月後の妊娠。デメリットは自分の収入がなくなった事」
「やめました。ストレスがなくなった。すぐ妊娠した」
仕事を辞めたり、転職したことが功を奏したのか。明確には仕事と妊娠の関係は分からないとしても、実際に「妊娠できた」という女性の意見を聞くことができました。しかし、一方では「(仕事をやめようか迷ったことは)あるけど、お金もかかるので続けられるだけ仕事を続けたい」という意見も。
■ 経済的な負担も無視できない
お金をかけず、妊娠しやすい体作りをするという意味での「妊活」もあるけれど、本格的に取り組むためにはクリニックに行くことになります。
現在・過去・未来の不妊体験者を支援する会「NPO法人Fine(ファイン)」が実施したアンケート「不妊治療の経済的負担に関するアンケート」によると、不妊治療のために通院を開始してからの治療費の総額は、最も多かったものが「10万~50万円未満(24.8%)」、「100万~200万円未満(23.1%)」と続きます。
決して安いとはいえないこれらの金額を目にすると、仕事を辞めない方がいい気がしますが、「仕事」と「妊活」を両立させることは簡単ではないようです。
同団体が行った「仕事と治療の両立についてのアンケート」では、不妊治療をしながら仕事をしたことのある人のうち91.9%が「仕事と治療の両立は困難である」と感じたことがあり、そのうち42.3%が、退職を含む何らかの勤務形態変更を行なったといいます。
また、職場の理解があったとしても、仕事と妊活の両立を支える方にも負担がかかるものです。
「私は独女なのですが・・・周りの人たちは辞めずに妊活しています。ただ、妊活の仕方があるなと感じます。私の職場は、1年半も一人の副主任の妊活のために周りが助け合ってきました。妊活って本人と旦那だけの問題だけじゃない。職場のシフトがガラッと変わるぐらい協力しないといけなくなる」
という意見もありました。
■ 成功が約束されているわけではない
また、独女通信のアンケートでは経済的な不安もさることながら、仕事をやめてまで、成功が約束されているわけではない「妊活」に取り組むこと事態に、二の足を踏む声もみられました。
「40歳直後に結婚した私。その時点では仕事をしてなかった。仕事をしてなかった頃に妊娠できればよかったけどなかなか難しくて…42歳の今アルバイトとはいえ仕事を辞めて妊活をしてメリットはあるのか…」
「結果が出なかったときに、ツラくなりそうなので思いとどまりました」
いつかは子どもが欲しいと考えている独女にとって、他人事ではない「仕事」と「妊娠」の問題。結婚もまだなのに妊娠なんて!と思わず、今のうちから意識しておいたほうが良さそうです。
<関連リンク>
・妊活公開講座に参加して分かった「独身のうちにできる妊活」
・「不妊治療の経済的負担に関するアンケート」結果(抜粋)
・「仕事と治療の両立についてのアンケート」調査結果報告
そんな現代女性にとって避けては通れない「仕事」と「妊娠」について、独女通信ではアンケートを実施。「妊活のために仕事をやめるかどうか、迷ったことはありますか?」という問いを投げかけてみました。
中には、「迷ったことはありません。わたしは仕事が楽しいと思って毎日を過ごしているので、逆に仕事がない方がストレスを生むと考えるからです」という意見もみられましたが、多くは「仕事と妊娠」について悩んだ経験のある方から意見でした。
■ 仕事をやめたおかげ?「妊娠できた」
「激務だったこと、仕事に悩んでいたこともあり、結婚した後に、より激務ではない職場に転職し妊活しました。1年後に妊娠しました。前の職場のままでは妊娠できなかったかもな…と思っています」
「妊活(体外受精での不妊治療)を3年間したが、初期の流産を繰り返して、仕事との両立が辛くなった。理由は頻繁に休む事と上司からのパワハラ、減給。メリットはストレスからの解放と、退職して2か月後の妊娠。デメリットは自分の収入がなくなった事」
「やめました。ストレスがなくなった。すぐ妊娠した」
仕事を辞めたり、転職したことが功を奏したのか。明確には仕事と妊娠の関係は分からないとしても、実際に「妊娠できた」という女性の意見を聞くことができました。しかし、一方では「(仕事をやめようか迷ったことは)あるけど、お金もかかるので続けられるだけ仕事を続けたい」という意見も。
■ 経済的な負担も無視できない
お金をかけず、妊娠しやすい体作りをするという意味での「妊活」もあるけれど、本格的に取り組むためにはクリニックに行くことになります。
現在・過去・未来の不妊体験者を支援する会「NPO法人Fine(ファイン)」が実施したアンケート「不妊治療の経済的負担に関するアンケート」によると、不妊治療のために通院を開始してからの治療費の総額は、最も多かったものが「10万~50万円未満(24.8%)」、「100万~200万円未満(23.1%)」と続きます。
決して安いとはいえないこれらの金額を目にすると、仕事を辞めない方がいい気がしますが、「仕事」と「妊活」を両立させることは簡単ではないようです。
同団体が行った「仕事と治療の両立についてのアンケート」では、不妊治療をしながら仕事をしたことのある人のうち91.9%が「仕事と治療の両立は困難である」と感じたことがあり、そのうち42.3%が、退職を含む何らかの勤務形態変更を行なったといいます。
また、職場の理解があったとしても、仕事と妊活の両立を支える方にも負担がかかるものです。
「私は独女なのですが・・・周りの人たちは辞めずに妊活しています。ただ、妊活の仕方があるなと感じます。私の職場は、1年半も一人の副主任の妊活のために周りが助け合ってきました。妊活って本人と旦那だけの問題だけじゃない。職場のシフトがガラッと変わるぐらい協力しないといけなくなる」
という意見もありました。
■ 成功が約束されているわけではない
また、独女通信のアンケートでは経済的な不安もさることながら、仕事をやめてまで、成功が約束されているわけではない「妊活」に取り組むこと事態に、二の足を踏む声もみられました。
「40歳直後に結婚した私。その時点では仕事をしてなかった。仕事をしてなかった頃に妊娠できればよかったけどなかなか難しくて…42歳の今アルバイトとはいえ仕事を辞めて妊活をしてメリットはあるのか…」
「結果が出なかったときに、ツラくなりそうなので思いとどまりました」
いつかは子どもが欲しいと考えている独女にとって、他人事ではない「仕事」と「妊娠」の問題。結婚もまだなのに妊娠なんて!と思わず、今のうちから意識しておいたほうが良さそうです。
<関連リンク>
・妊活公開講座に参加して分かった「独身のうちにできる妊活」
・「不妊治療の経済的負担に関するアンケート」結果(抜粋)
・「仕事と治療の両立についてのアンケート」調査結果報告
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